amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

肩こり

うちの家族は全員肩こり。

みんなでマッサージし合う。

 

お疲れさまって労う。

 

子どもでも肩がこることを知っているから、子ども達に肩を揉んでと言われたら断らずに揉む。

 

疲れていても、少しでも揉む。

 

触ってほしいだけかもしれない。

少しでも触れてお話を聞く。

 

言葉に出来ない気持ちがあるかもしれないから、それを引き出すためにも肌に触れて声をかける。

 

子ども達それぞれに、お母さんとの2人の時間をつくる。

 

 

私は小学生の頃から肩こりで、頭が痛かった。

 

肩こりというものを知らない小さな頃は、首や背中、肩が痛くて苦しい、なんだろうと思っていた。

 

息が吸いにくかった。

吸っても息が薄く感じて、ため息が増えていた。

 

そうすると、父にお前は死んだ魚の目をしてると言われて笑われた。

何度言われたかわからない程、言われた。

 

子どもは子どもらしく、元気にしなさいと言われた。

 

出来なかった。

 

背中をまっすぐしなさいって叩かれたけど、空気が薄くて、本当に苦しくていつも猫背だった。

 

ある時に、母の友人が私の肩に触れてマッサージしてくれた。

 

子どもなのにすごくこってるよ、と小学生の私を労ってくれた。

 

いろいろな話をしてくれた。

私の気持ちを聞いて、寄り添ってくれた。 

 

その時の泣きたくなるような、甘えたいような気持ちを覚えている。

 

私は我が子にそういう気持ちを与えてあげたい。