ブラジャーと生理用ナプキン
発育のよい子どもだった私。
ブラジャーは買ってもらえた。
ただし、全くサイズの違うもの。
がばがばだった。
いつも肩紐がずれ落ちてきていた。
肩が凝って仕方なかった。
あんたは太っているからこれ!と勝手にサイズを決められた。
ずっと平均体重だったから、太っていなかったのに、家の中では太ってる太ってると言われていた。
だから、太っているのかと思い込んでいた。
生理用ナプキンは高いから、夜用を与えられたことはない。
羽根付きもだめ。
プレーンなタイプのを2枚繋げて夜用にしなさいと言われていた。
生理2日目はいつもシーツを汚してしまって、父親と兄の前でだらしがないと怒られた。
夜用のナプキンを買ってほしいと言うだけで怒り狂うから、もう言えなくて、毎月怒られていて、生理なんかなきゃいいのにと自分が女であることを悔やんでいた。