amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

読む本まで制限される

中学生の頃、村上春樹が好きではまっていた。

夢中になって読んでいた。

 

村上春樹の本を読破しようとしていて、いつも図書館で借り、自宅に持ち帰っていた。

 

ある日、村上春樹を読んでいる私に、「そんな本を読んで!」と母が怒った。

 

本を読んでいて怒られるのは初めてだった。

戸惑っていると、村上違いの村上龍についてのお小言だとわかった。

 

母が言うには、村上龍の本は私にはまだ早いと言うのだ。

不良になると。

 

母の、根拠のわからない好き嫌いで、私の行動範囲は規定されていた。

 

子どもの行動を制限するのならば、子どもにもちゃんと理解してもらえるような根拠が必要だと思う。