amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

自分の絵や字が嫌いだった

自分のことがずっと嫌いだった。

勉強は嫌いじゃなかった。答えさえ合えば○がつくから。

 

図工や美術が嫌いだった。

自分の内面を知ったら、母のようにみんな私を嫌いになってしまうと思っていた。

だから、内面がばれてしまうような勉強は苦痛で仕方なかった。

内面がばれないように、頭に浮かんだものは作らず描かず、見本に似せたもの、同級生の作品を真似した物しか作れなかった。

 

字を書くことも苦手で、自分というものがないからか字がころころと変化した。

右上がりになったり、右下がりになったり、丸文字になったり。

 

いいなと思う人の筆跡を真似た。

自己を徹底的に消そうとした。

自分じゃない誰かになりたくて、毎日毎日内面の矯正をしていた。

 

それでも、お母さんには全く相手にされずほとんど無視か、お小言のみの会話だった。