amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

ブタ小屋

母親は私のスペースのことをブタ小屋と呼んでいた。

畳2畳くらいのスペース。
私の居場所。

兄の部屋はお兄ちゃんの部屋と呼ばれ、妹は部屋はなし。

母曰く、妹は家族誰とでもうまくやれるからどこにいてもいいから。

私は納戸みたいなスペースを与えられて、そこが居場所。

臭いから、居間には来ずにそこにいろと言われていた。

だから、ブタ小屋と呼ばれていた。

家では、本名とは違う呼ばれ方をされ、不気味ちゃんと呼ばれていた。

母は笑いながら呼んでいたけど、私は傷ついていた。

家族誰も助けてくれなかったし、母に意見をしてくれなかったから、私は臭いのだと思い込んでしまった。

安い香水を浴びるように振りかけていたこともある

体臭を消さないと益々みんなに嫌われる、と必死だった。

かわいそうな私。本当にかわいそうだ。



今考えると、母のしたことはかなりひどいなと思う。
これ、虐待じゃないのかしら…

現在の私は幸せです。
クーラーの効いたリビングで家族4人でテレビを観ながら、これを書いています。
家族は仲良しです。

昔の私のことを思い出すとかわいそうで泣けてくる時があります。