amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

支配したがる人

親と付き合っていた時に知り合ったママ友の中には、支配欲の強い人が数人いた。

 

知り合って間もないのに遠慮がなくて、命令が多くて嫌だった。嫌いだった。

家庭の事情を根掘り葉掘り聞かれ、閉めてある寝室のドアまで開けて見ていて、あまりの図々しさに驚きつつも怒れなかった。

怒ったらもっと怒られる、という思い込みがあったし、揉めたくなかった。

 

子どもが同じ学年だから、これが中学生まで続くのかとめまいがした。

 

人付き合いは我慢だと考えていた頃は誘われても断れなくて、子ども同士の相性も悪いのに、自分の子に我慢させてまで付き合いを続けていた。

子ども達に申し訳ないことをした。

 

親と縁を切るための行動を起こしたことで、私は変わった。

この家庭を守るんだ、私はお母さんなんだと腹を決めたことで決心がついて、ママ友達や付き合いに違和感を感じる人に対してNOを言うようにした。

 

すごく怖かった。間違っているんじゃないかと何度も泣いた。

子どもに対して意地悪されたらどうしようと怖くてたまらなかった。

でも、自分と子ども、夫を信じて、ここまできた。

 

誰かに嫌われても自分の価値が下がる訳じゃない、私は私でいいということをようやく知った。

勇気を出したあの時の私を誉めたい。