amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

親との仲の良さ

小学生の頃は、親に可愛がられている人が妬ましかった。

中学生からは、なんで自分は可愛がられないのか理由を知りたかった。自分の足りないところを探すようになった。

 

足りないところを探して、そこさえ直せば可愛がられると思っていた。

いつも、私じゃない誰かのようにならないといけないと思っていた。

 

親は我が子をそのままで愛していること、欠点さえも可愛く見えることを親になって知った。

 

愛は努力で得るものじゃないんだと知った。

どうして子どもを愛せないのに、うちの親は3人も産んだんだろう。

お金がないお金がないって言うなら、子どもをそんなに産まなかったら良かったのに。

 

食事は与えられていたけど、旅行も行けず、映画もだめ。

家族でディズニーランドなんて行ったことない。

子どもの笑顔を見るための家族内イベントみたいな物もなし。

誕生日プレゼントもなし。クリスマスも数回もらっただけ。

 

生かしてはもらったけど、楽しくなんかなくて、いつも周りのお友達が羨ましかった。

文句を言うと「うちはうち、よそはよそ」とお決まりのセリフでおしまい。

 

せめて清潔な家に住めていたら家も楽しめるのに、物だらけの埃だらけの、息の詰まる家。

 

よく生きてきたなぁ、私。