車の運転が出来ない
車の免許は持っています。
運転はしません。
親の言葉の呪いを振り切る為に取りました。
母には、あんたなんかに運転免許が取れる訳がない。だって、あんたは情緒不安定だ。例え取れたとしても、性格だって悪いし、運転はトラブルの元。と高校の頃に、幾度も言われました。
同級生の一部は高3で教習所に通い始めて、楽しそうに見えました。同級生も近所の友人も親から出してもらったお金で通っていて、ねだられない為の先手だったのでしょうか。
私は自分のお給料で教習所へ通いました。
教習所に通ってみてわかったことは、私はとても怖がりで自分の力以上のことはしない。とても慎重である。ということでした。
結果、スムーズに取れました。
なのに、怖くてまだ運転が出来ません。
事故を起こす、と言われた言葉が意識に残っていて、どこかの誰かを傷つけてしまう可能性があると想像してしまうと怖くて踏み出せません。
今は子どもがたくさん話しかけてくる時期で、集中しずらい気がするので、子どもがもう少し大きくなったら、運転を再開してみたいなと思っています。
母が吐いた言葉の一つ一つが、小さな呪いになったり、大きな呪いになったり、子どもとはいえども、一人の人生を左右することに恐怖を感じます。
自分の言葉に責任を持ちたいし、自分が撒いた悪意の種は自分で刈り取る日が来るということを肝に銘じて、今日も子育てをしています。
母の呪い
※追記あり
母親からかけられた呪いがとけました。
自ら不幸を選ぶ呪いです。
とけるまでは、3年程かかったと思います。
母が大好きな私は、自分よりも母の呪いの言葉を信じました。
その呪いは、自分自身を嫌いになる呪いです。
夫は優しい人で、無償の愛をくれます。
子ども達もとても優しくて、無償の愛をくれます。
毎日毎日愛されていたら、自分もすてたもんじゃないと思えるようになりました。
少しずつ、自分のことを許容出来るようになりました。
親が子を思う気持ちよりも、子が親を思う気持ちの方が強いです。
子どもっていつでも親のことを心配して、迷惑をかけないようにと思っています。
子どもへかける何気ない言葉が、呪いになっていないか気をつけたいと思っています。
※呪いをといた具体的な方法のきっかけは夫に話したこと、心療内科で話してみたことです。
実家に帰省する時期になると怒りっぽくなる私を自分で持て余すようになり、離婚覚悟で私がどのように育ってきたのか話してみました。
うちの親は外面がいいので、初めは信じてもらえませんでした。
勘違いじゃないか、悪気はないんだからとか、なかなかわかってもらえなかったです。
でも、うちに親が来る度に、ゴミにしか見えない物をたくさん置いていくこと、夫にもお金の無心をしてきたこと等がきっかけで理解してもらえて、そこから縁を切る流れになっていきました。
ケチ
父親は大酒飲みだった。
週の半分は飲みに行っていた。
お酒のためのお金は出す人。
けれども、家族のためのお金は学費以外はほぼ出さない人。
家族でドライブに行ったことがある。
観光地は通り過ぎるだけ。
果物狩りをねだっても、必要ない。
土地の名物を食べたいとねだっても、お父さんは食べたことあるから必要ない。
喉が乾いたから何か飲み物を買ってほしいとねだっても、水を飲めと。
この水がクセモノだった。汚らしくて。
何度も使ったペットボトルに水道水を入れ凍らせた物。
しっかり洗わないから容器が汚くて。
同じ物を何度も使うから、飲むのに勇気がいった。
汚いと言うと母親がヒステリーを起こすから飲むしかなかった。
水筒はもっと汚いから、それも恐怖だった。
山を見に連れて行ってはもらったけど、楽しそうな親子連れを見るだけで、なんにも楽しいことはなかった。
留守番をするという選択肢も与えてもらえずら従うしかなくて、苦痛だった。
子ども時代の思い出で、楽しいことは本当になんにもないのかもしれない。
子ども達に聞かれるから、子ども時代の楽しい、思い出の一日を頑張って思い出そうとするけれど、なんにも思い出せない。
趣味
私の趣味は子どもと遊ぶことです。
夫と子どもと一緒にいると、とても楽しいです。
本当の趣味は読書ですが、子どもが虫とりが好きになれば必死で虫について調べ、一緒に虫とりに行き、魚とりが好きになれば魚について調べ、魚とりに行きます。
お花摘みが好きな子なら植物図鑑を持ち、一緒に散歩へ行きます。
草木の名前を一緒に調べます。
ゲームが好きな時期は、一緒にゲームセンターへ行き、ゲームをします。
晴れても降っても、一緒に出来る遊びがあって飽きることはありません。
疲れたら一緒に昼寝をします。
寝付き
うちの子ども達、一人は眠るのが得意で一人は眠るのが苦手。
一人は5分あれば寝付くのに対して、もう一人は通常1時間かかる。
寝付けない子が眠れるまで側にいる。
一人だとなかなか寝付けないけど、私が横にいて背中をさすってあげたり、子どもの名前を入れて適当に作った歌を聞くと安心するようでゆっくり寝付く。
暗闇が怖くて眠れないという。夢をみるのも怖いと。
怖い夢ばかりみて、淋しくて怖くて寝たくないと言う。
中学生まで、私も夜が怖かった。
闇が怖かった。
おばけも怖くて、眠るのが苦手だった。
母にしてもらった寝かしつけは、母が妹の方に身体を向けていて、私は母の背中しか与えてもらえなかった。
たまにこっちを向いて寝てほしいとお願いしても、お姉ちゃんでしょうの言葉で、ねだったことを怒られる。
母に抱かれて眠る妹が羨ましかった。
私がなかなか眠れない子だったから、暗闇で過ごす時間が長くて怖かった。
眠るのが得意な子と苦手な子、2人いることで両方とも抱っこして寝かしつけがしてあげられる。
すぐ寝てしまう子を寝かしつけてから、ベッドを移動し、1時間側にいる。
2人ともを眠る前に抱いてあげられる。
寝る前に抱っこしながら、大好きなことを伝える。
2人の子に等しく愛を与えられるお母さんでありますように。
本が書きたい
本が書きたいです。
子どもが読む本を書きたいです。
私は家族に嫌われ、友達もいない子どもでした。
ですから、週末も連休も、長期休みも一緒に過ごす相手がいなくて、ずっと一人で図書館で過ごしました。
図書館は素敵なところです。
暖かくて涼しくて、トイレもあります。
テーブルも椅子もあります。
そして、なにより無料です。
中庭のある図書館もあります。
お散歩だって出来ます。
図書館でたくさんの本を読みました。
本に慰められました。
いろんなことを教えてもらいました。
料理、手芸、昔話、音楽、歴史。
心の持ちようまで教えてもらいました。
多数の人は、親や友人から学ぶことですが、私にはその機会がありませんでした。
今の私の夢は図書館に置いてもらえるような本を書くことです。
今も、お話を書いています。