amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

いいにおいだねって声かけする

子どものにおいが好きだ。

汗をかいて少しくさくなった頭のにおいも好きだし、足がくさくても嫌じゃなくて、頑張ってるんだなぁとじーんとして、感動してしまう。

 

母に、「あんたはくさい」と家族の中で一人だけ言われていて、私は居間に長居することが許されていなかった。

だから、中学でも高校でも、男子やはっきり言うタイプの女子が近くに来るのが怖くてたまらなかった。

みんなの前で「くさい」と言われて笑われたらどうしようと焦れば焦るほど、体温が高くなって汗をかいてしまって、体臭が気になって、人の側にいると疲れて仕方なかった。

 

子ども達にはそんな思いをさせたくなくて、「なんだかいいにおいがするね」と声をかけている。

子ども達の無意識に「自分はいいにおいがする」とすりこんであげたいと思ってしまう。

 

人の側に寄るのが怖かった私みたいにはなってほしくない。