子ども達への返答
子ども達に聞かれて、返答に困っている。
「お母さんのおじいちゃん、おばあちゃんはどこにいるの?会いたいな。」って。
今までみたいな、仕事が忙しくて…という言い訳が通じない年になってしまった。
本当のことを言いたい。
おじいちゃんおばあちゃんはお母さんのことをいじめるから、会いたくないんだよ。
会うといろんな人と比べられて、お前の為だって言いながら欠点を並べられてバカにされて、すごく苦しくなっちゃうんだよ。
お金がないお金がないって言われるのが嫌なんだよ。
いろんな人の悪口を聞かされて、一緒にいても楽しくないんだよ。
息が苦しくなっちゃうんだよ。
子どもに聞かせたくない話だけど、そろそろちゃんと答えた方がいいのか、また、どう話すのがいいのか考えている。
聞いても楽しくない話だからこそ、考えあぐねている。
お母さんだけが被害者なのではなくて、自分にも思いやりが足りなくて、どんどんすれ違いが起きたのだと思っていること。
空気を読む力が足りなくて、一緒にいるとイライラしたのだと思うといこと。
こう伝えようと思っているけど、まるで他人事のような感情のこもっていない話になってしまいそうで。
話す勇気がなくて、いつも曖昧なまま話を終えてしまう。