amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

誤解を恐れず

年をとったからか、人に誤解されても諦めることができるようになった。

家、夫婦仲、子どもへの態度、家族の見た目や私達夫婦の仕事の内容等から、私達の性格や生活習慣をイメージされることがある。

的外れなことも多々ある。

以前はそんなことないよって必死に否定したり、理解してほしくて言葉を紡いでいたけど、わかってもらえることなんて全くなかった。

だから、この人はそう思いたいんだなと想像し、もう否定もしないことにした。

結果、全く困っていない。だから、これでいい。

年をとるっていいことばかり。

子どもの頃は「親が買った親の家なんだから、出ていけ」等、出されてしまうこともあって居場所がない子どもだった。

縁を切りたくても、生活力がなくて、縁が切れなかった。

子どものうちは、親に頼らなければ保険証もないし、家だって借りられない。
だから、自分の中では我慢するか死ぬかの二択しかなかった。

大人になるって、なんて素敵なんだろうと思う。

誤解されても私の価値が下がるわけじゃないと気がついてからは、噂も痛くも痒くもない。

噂は私を傷つけない。

親とも堂々と縁が切れる。