amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

おやつ

昨日はおやつにホットケーキを焼いた。

玄関を入った途端に匂いでわかったようで、ホットケーキ!と喜んで、玄関からリビングまで入ってきた子ども達。

 

ただ、混ぜて焼いただけなのに、美味しい美味しいと喜んで、お料理上手だね褒めてくれた。

 

子どもってどうしてこんなに褒めてくれるんだろう。どんな本を読んだりするよりも自己肯定感が育って、さえないおばさんの今が一番自分を好きでいられる。

 

 

 

子どもの学歴

子どもを市立小学校に入れた。

近所の、歩いて行ける普通の公立。

受験をするお友達もいたから、私立小学校のこともちらっと考えたけど、子どもを一人で通学させることは不安だった。

 

私立小学校の受験を成功させたママが数人いた。

通学に片道30分の子もいれば、2時間の子もいた。

 

「勉強を真面目に取り組むとは思えないから」「今のうちなら倍率低いし」等、先々のことを考えていて、すごいなぁと思った。

私は視野が狭くて、小学校6年間通うにはどのランドセルがいいのか…しか考えていなかったから、すごく焦りを覚えた。

 

高学年になって、受験をする子は塾に行くから外遊びしなくなってきた。

 

小学校〜大学までのエスカレーター式の学校に合格させたママは、子どもの学歴は親が作ってあげられるからと受験のメリットを勧めてくれる。

 

まだ気持ちはどっちつかずで、迷っている。

私はいつも優柔不断。

ママの世界の同調圧力

ママの世界は同調圧力がすごい。

 

いじめっ子のママは強い。

自分の子がお友達をいじめていても、見て見ぬふり。

やられる側にもやられる理由があるからね、と我が子の意地悪を正当化していて、お友達に対して「きもい、うざい」等と言っていても、素知らぬ顔。

ドッジボールで、わざと顔に強くボールを当てていても知らんぷり。

 

それはちょっとやりすぎと思うことを「危ないよ」と声かけすると、「子どもには子どもの世界があるから入るのは止めようよ!」と始まる。

 

社交性のあるママだから、ママにも、子どもにも友達がいるけど、どうなっていくのかなと思う。

 

今は、当たらず触らずの距離感を保っていられているけれど、いつどうなるかわからないし、深く付き合いたくもなくて、気持ちは受験に傾いてきてしまった。

産まれたときの話

子ども達は自分達が赤ちゃんのときの話を聞くのが大好き。

 

本当に可愛かったから話す私が笑顔になって、その様子から自分達が愛されて生まれてきたことを感じ取って、二人とも幸せそうな顔で耳をすませる。

 

毎日毎日愛を注いで育てたら、どんな人に育つのかなぁと未来が楽しみ。

怒りがコントロールできるようになった

今朝、子ども達と一緒に持ち物の確認をしていた。

下の息子はちゃんとできていて、さて、上の娘…とランドセルの中身を見た。

そうしたら、家を出るまであと20分しかないのに、計算ドリルの宿題をしていないことに気がついた。

 

学校で終わったから宿題はないと言っていたから、そうなんだーと思ってそのページの確認をしていなかった私も悪いけど、一昨日、昨日とゲームをしていたのに、気がつかなかったのか…と一瞬いらいらしてしまった。

 

娘自身も学校で終わらせたつもりでいたから、あと1ページ残っていたことに動揺していた。

 

数年前だったら、間違いなく怒ってしまったと思うけど、感情のコントロールができるようになってきた今は、「間に合う、大丈夫、やれるとこまでやろう」と余裕で間に合う雰囲気を漂わせた声で励ましつつ、間に合わせて笑顔のまま送り出してあげられた。

 

トラブルが起きたけれど、無事に終わらせ家を出るという、いい結果で解決できてよかった。

 

こういう日々の小さな積み重ねで、育児に少しずつ自信がつくようになってきた。

トラブルはその時の私の写し鏡になっている。

桃太郎

下の子に、桃太郎はどうやって、いつ、桃の中に入ったのかな?と聞かれた。

 

疑問に思ったこともなかったし、そういう質問をされるのも初めてだった。

考えたけど答えが全く思いつかなくて、今日は家族でずっと桃太郎のことを話していた。

 

私から産まれた子だけれど、私とは違う人間で、私には思いつかないようなことを考えていて、話しているととても新鮮。

 

はっと気づかされることが多い。

子どもと言えども、話していると自分の思い込みに気がつかされたり、思考停止に気がつかされたり、ものすごく勉強になる。

 

 

母乳かミルクか

一人目を産んだとき、おっぱいが出なかった。母乳で育てたいと思っていたから、ものすごくショックだった。なんで出ないの?と焦ったし、自分を追い詰めた。

搾乳器を買ったり、母乳マッサージに通ったり、いろんなことをした。それでも、出なかった。

一日中、おっぱいを出しっぱなしで娘に吸わせていたけど、それでもおっぱいは出なかった。

自分のエゴにこだわることは止めた。母乳育児は諦めた。泣く泣く諦めた。悔しかった。

 

努力した結果だめだったのに、父は母乳で育てないといいこにならない、身体が弱くなる、アレルギーになる、喘息になる等、様々な勝手なことを言った。義理の母も同じように言った。

 

夫と義理の父は何も言わず、娘に哺乳瓶でミルクをあげてくれた。ミルクを飲ませるのを楽しんでくれていた。

 

外へ出ると、いろんな人に話しかけられた。赤ちゃんを連れていると、いろんな人が話しかけてくるけど、必ず母乳かミルクかを聞かれた。馬鹿正直にミルクだと答えると、母乳の素晴らしさを教えられ、ミルクで育った子が思春期にどう荒れたか等、ミルクで育てることの弊害を教えられた。

 

二人目のときは、全く苦労せずにおっぱいがでたから母乳だったけど、夫はミルクをあげられないことを寂しがっていた。

 

二人とも小学生になった今、言えることはミルクでも母乳でも、関係ない。子育て中に、どうコミュニケーションをとるかで子どもの性格は変わっていくよということ。

母乳を飲めなかった上の子も、母乳だけを飲んで育った下の子も、共にいいこに育っていると思う。

 

子どもが産まれたら、その日からただでさえ眠れないんだから、追い込むような言葉はかけたくないなぁと思う。

街ですれ違う子連れの方に心の中で声援を送る。