amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

なんとなく受けつけないもの

大嫌いじゃないけど、受けつけないものがいくつかある。

 

ドクロ柄の子どもの衣類がそれで、他の人が着ている分には何も思わないのに、自分の子どもに着せるには二の足を踏んでしまう。

 

子どもが着たいと言ったら反対せずに買うだろうけど、お店で私一人で選ぶときは無地とかボーダーとかを手に取ってしまう。

 

説明できるほど嫌いな理由があるわけでもなく、ただなんとなく受けつけないという話でした。

絆創膏は万能薬

うちの二人の子ども達は絆創膏が万能薬だった。

 

擦り傷、切り傷にはもちろんのこと、ぶつけたところとあざにも貼った。

 

絆創膏を貼ると、悲しい気持ちを落ちつけられるようだった。

絆創膏を貼ってしばらく膝に乗せて抱っこして、痛みに寄り添うと、また興味のあることへ戻って行った。

 

二人とも小学生になって、絆創膏が全然減らなくなってきた。

絆創膏以外にも心の支えを見つけたんだと思う。

 

お友達が共感してくれたり、慰めてくれたり、励ましてくれたりする様子をたくさん目にした。

反対に、うちの子達が慰めたり励ましている様子もたくさん目にした。

随分お兄さんお姉さんになった。

 

キャラクターの割高な絆創膏を何度も買った。

傷にはいつもキャラクターの絆創膏を貼っていた。

その様子を見た幼稚園が一緒のママ達からは、甘やかし過ぎだと笑われたこともあった。

欲しいものを何でも買い与える親に見られていた部分もあったと思う。

そういう時は自信をなくした。

 

だけど、今の子ども達を見る限り、乱暴でもないし、暴言も吐かないし、優しいし、頑張り屋さんだし、真面目だし、良かったと思っている。

 

迷いながら不安を抱えながら育児をしてきたけど、子どもの気持ちに寄り添ってきて良かった。

 

子どもの見守り

子どもが友達と遊んでいる様子を見るのが好きだ。

 

息子は低学年だから、公園で仲のいい男の子と遊ぶ時も、誰かしら親が付き添うようにしている。

 

低学年だと大変だねと、高学年の保護者に声をかけてもらえることもあるけど、無邪気に遊ぶ様子を見守っているのは大変なことではなくて、幸せな時間だと思っている。

 

満足するまで遊んだ帰り道、手を繋いで帰るのも嬉しい。

息子から手を繋いできてくれる。

 

近所にたくさん楽しいことがある。

子ども達の大好きなお友達が住んでいる。

好きな公園もある。

 

子ども達が笑顔で過ごしてくれていい週末だった。

友達の実家に泥棒が入った

うちの実家には泥棒が入ったことはない。

結婚後の私の家にも泥棒が入ったことはない。

ニュースで空き巣の特集を観ても、どこか遠い話として聞いていた。

 

そんなところに、友達の実家に泥棒が入った話を聞いた。

しかも、一度ではなく、ニ度も入ったとのこと。

窓を割られて侵入されていたこと、その後も誰もいないのに、なんとなく嫌な気配がして家族みんなが怖く感じたことを聞いた。

友達の実家を見たことがないので、話を聞いた上での想像だけど、本当に普通の家のように感じる。

何か入りやすいポイントでもあるのか。狙われやすい特徴とか。

 

身近なところで被害にあった話を聞いて、途端に現実味がわいて、家の周りの掃除をした。

 

物騒な世の中だから、気をつけよう。

 

こたつ

こたつを出したら、家族みんながこたつに集まるようになった。他の部屋は冷えるから。

 

本を読んでいたり、ゲームをしていたり、寝てしまっていたり、子ども達のいろいろな様子が見える。

 

こたつの中で足がぶつかって喧嘩になっていたり、仲良しな時は同じスペースから子ども二人がちょこんと顔を出していたり。

 

はじめはこたつを買うことは反対していた。掃除のしやすさから床暖房のみで過ごしたかったから、不満だった。

でも、こたつからちょこんと覗く二人の顔を見ていたら、夫の希望通りこたつを買って良かったかもと思った。

 

今日は久しぶりの晴れ間で、これからこたつの掃除をする。

 

やさしさとおせっかい

お友達にのりを貸してと言われた娘。

スティックのりを貸そうとしたら、液体がいいと断られた。

そのお友達に、「物言いのきつい男子がのりを持っているから借りたいけど、怖くて言えない。娘ちゃん、代わりに借りて。」と頼まれ、そうしたらしい。

娘が借りたことにして、お友達に貸したらしい。

 

娘は、人の役に立てたという気持ちでいた。

確かに親切にしたと思うんだけど、そののりに何かあったら娘の責任になるから、なるべく、そういう時はお友達に言ってもらうようにサポートに回るように促した。

 

人の仕事を取らない、代わりにやってあげないと教えた。

 

のりの問題なんて、ほんとうに小さな、些細な問題だけど、これが本だったり、別の物だったら大変だよねと話した。

理解してくれただろうか。

 

距離の取り方って難しい。

私もこれができなくて、30代でようやくできてきたように思う。

人に認められることで自分の価値が決まると思ってたから、プライドも全くなくて、人に利用されてばかりだった。

 

娘には私のようになってほしくない。

覚えてくれることを祈る。