amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

親が子どもを叩くこと

親に何度もびんたされた。

幼稚園に入る前から週に何度も何度も。

叩かれることは日常だった。

今なら虐待なのに、あの頃は助けてくれる窓口が見つからなかった。

あまりにも理不尽なことで叩かれたり、物を投げつけられるので、叩き返したら親に向かって手を挙げるなんてって言われたけど、親は子どもを殴って叩いていいんだろうか。

話を大きくして、私が一方的にやったと伯母に電話していたし、お前は鬼だと言われていた。

 

母親の一番嫌いなところは、あれだけ散々叩いたり精神的虐待を繰り返したくせに、一度も子どもに手を挙げたことはないと公言していたところ。

伯母にさえもそう言っていて、薄気味悪い人だなと思った。

何から身を守っているのか、身内にさえもぶりっこしているところが本当に薄気味悪かった。

 

私は子どもを叩きたくないし、トラウマも植え付けたくない。

怒ってしまった日は自己嫌悪で泣けてきて、私もあの化け物のようになってしまうのかと怯える。

育児に自信もなくなるし、私なんかが親でごめんと思う。

 

年齢は違えども、親子は対等な人間だと思っている。

一方的に叩いたりしたくないし、ねちねち叱りたくない。

意地悪をしたくない。

子どもが巣立つ日まで、一回でも怒る回数を減らしたい。

自分が精神的に成長して、頼りがいのある母親になりたい。

 

今日は映画を観た。

親子のもつれから孤独を抱えて生きている話。

いろいろ思い出して、考えさせられた。