エネルギーを吸われる
お母さんが大好きな子ども達。
家にいると、私の膝の上に座りたがる。膝に座らないでほしいと断ると、べったりと横にくっついている。身体の一部が常にくっついている。
一日に何度も何度も、抱っこしてとくる。抱きしめたり、膝にしばらく乗せていたりする。世間一般では反抗期に当たる年らしいけれども、二人とも反抗期がなくて、とにかくお母さんにくっついていたいお年頃。
かわいくて大好きだけど、みんなが寝静まった夜はほっとする。一人になれてほっとする。
ずっとお話を聞いて返事をして、ごはんを作って洗濯をして掃除をして、お風呂も一緒となると、時々疲れてしまう。みんなのためのお母さんでいると、エネルギーを吸われ尽くされる気がするときがある。
同じ空間にいながらエネルギーを補給できるように、キッチンに好きな飲み物を用意したり、植物を育てたりしている。今は野菜の再生にはまっていて、市販のネギの根元を植えて再生したり、野菜のへたから葉を生えさせたりしている。