amethyst-222’s diary

親から離れて心の安定を手に入れた経過の話

実家はゴミ屋敷

うちの両親は物を捨てられない。

○○はいる?と近所の人に聞かれたら、そのほぼ全てをもらっていた。

着物、引き出し付きのタンス等。
他の家の不要品。

図書館に置いてあるご自由にお持ちくださいと記載されているリサイクル本。

すごく狭い家で、しまう場所もないから、階段が本置き場になっていた。

着物だって、もらってから一度も着ていない。
クリアケースにしまっているだけ。

防虫剤も最初しか入れないから、衣類につく虫がその辺を歩いているのも何度か見た。

傘だって、5人家族なのに100本はあった。
そのほとんどがビニール傘。
埃を被っていたから捨てようとしても、捨てるなと怒られ、また同じ場所に置かれる。
使われることはなく、置かれているだけ。

仲の良いお友達ができて、いつもおじゃまさせてもらってもうちにはよんであげられない。

でも、それは私と妹に対してのみで、兄の友達は遊びに来ていいことになっていた。

兄だけは自室を持っていた。

履かない靴も着ない服も、いつか私達が子どもを産んだ時にと捨てなかった母。

子どもを産んだ時にその捨てなかった物をいくつかもらったけれど、汚くてとても着せられる物ではなかった。

それを伝えるとバカにしたなと怒るから、もう話にならなかった。